〜ハノン・バーナムをどう生かすかについて考えてみた
2018.06.11
聖光学院の監督さんが、
試合の作戦や手の内は全て選手に打ち明け、
試合前にしっかり理解してもらうと言っていた。
子供たちにはあまり人気のない
基礎練習のハノンやバーナムなど
レッスン生に合わせて、選択し
弾いてもらっている。
音階練習や分散和音の連続。
スタッカートやレガートの練習。
楽譜上の決まりごとの練習等等、
なぜ子どもたちに
あまり人気がないのか。
おんなじことの繰り返しだから?
曲になっていないから?
なぜこれを練習するのか分からないから?
逆なら良いのかも?
曲の中で
スケールが滑らかにいかない!
跳躍の時、腕の運びが重たい!
手首に力が入ってしまいテンポが上がらない!
そんな時
ハノンやバーナムの中の
それを使った練習に戻ってみる。
練習する意味が分かって
基礎練習が
違って見えてくるかもしれない。
子どもたちは
先生から与えられれば
それは弾くものだ、と
理屈抜きに思うのだろう。
ピアノ指導者も
野球の監督さんのように
手の内をもっと開かして
小さい子にも
その練習が
どんな良いことや意味があるのか
その都度
説明していくことも
大切のように思っている。
基本は
できた❣️
楽しい❣️
でも
そこにつなげるためには
細かな工夫と配慮がなくては
途中で躓いてしまう。
しかし・・・
レッスン生のR君などは
ハノンを
勿論『子供のハノン』でなく
全調のスケールや半音階等付いてる、あれです!
それを
飽きることなく
「大丈夫っすよ」と言いながら
ほぼ最後まで終わった。
そんな例もあるから
ハノンを
嫌われて者に決めつけてもいけないね。
ちなみに私は?
小さい頃はハノンの練習
眠くって仕方なかったかな(笑)