2018.06.06
時々、
音大に行っている次女が
レッスンを手伝いに来てくれる。
大学では
ピアノ指導法という授業もあるらしい。
大学に併設されている桐朋子供音楽教室から
実際に子供達が授業に来てくれ、
ベテランの先生が指導するのを見たり
学生さんも教えてみるらしい。
幼稚園や小学校の低学年の子が
ソナチネあたりをすらすらと弾くのだから
それはそれで
すぐに活かせないことも
あるだろうとは思う。
しかし
『子ども』そして『ピアノ』という条件は同じだ。
まさに生きた授業だ。
また
ずっと教えてもらうという立場にあった学生が
反対の立場の
人に教えるということの体験は
かなり大きいものがある。
そんな環境にいる次女が
私の教室で
何回かレッスンを体験した。
どんなことを自分の中に感じ取ったのだろうか
我が教室の子供たちは
年齢が近いこともあり
喜んでくれた。
次のレッスンのとき
みんな、いつもの倍ぐらい練習してきた(笑)
ある女の子は
「あれ?今日は若い先生じゃないの?」
とがっかりしていた(可笑しくて笑ってしまった)
次女は
以前から
私の『レッスン生談議』に付き合ってくれる。
○ちゃんがこんな曲を弾いてるとか
△君がこんな表現をしたとか
一方的な私の機関銃のような
生徒自慢話を
次女は、にこにこして
聞いてくれていた。
このところ何回かレッスンを手伝ってくれ
『レッスン生談議』も
いよいよ白熱してきた(私だけ思っているのかもしれないが)
その曲をどこまで伝えるのか
今日はその曲の何を伝えるのか
どんな言葉なら伝わるのか
レッスンの後
同じ立場でそんな議論を交わせるのが
なかなかいい。
そうか❣️
というヒントも 結構見つかる。
そして
私は
明日のレッスンが
楽しみになってくる。
東京からの風を
また吸収したいものだ。