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> 『歌うこと』について考えてみた・・・
上野学園大学ピアノ科卒業 福島県内小・中学校で教員として勤める。 その後ピアノ教室を開く。 教員時代は管弦楽や吹奏楽、合唱部の顧問を務め、こども音楽コンクールでは東北大会に出場。スイスの合唱...
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『歌うこと』について考えてみた・・・
2018.02.14
2月11日は
現代の私たちにとっては
『建国記念日』
戦争体験者の母たちに言わせると
『紀元節』となるらしい。
母の小学校時代
この日2月11日は学校で式典があり
雅楽のような節に
古めかしい歌詞の付いた歌を歌ったらしく
今でも
2月11日がくると
母は
決まってその歌を口ずさむ。
他にも
『紀元節』を含めて
4大節なるものがあったらしく、
それら全ての日に祝う歌があり
母は
それらの歌の歌詞を全て覚えていて
その日が来ると
その時の自分や周りの事を思い出しているような
とてもいい顔で
うれしそうに
歌っている。
学校の音楽教育は
昔と今では
多くの点で違っているであろうと思われる
少なくとも
今の方が多くの点で研究され、
歌の数も幅も広がっているはず。
でも
歌に対しての愛情の深さが
母の歌からは羨ましいほど
伝わってくる。
少しだけ学校での音楽教育に関わった自分
果たして
私が関わった子供たちがお年寄りになった時
学校で歌った歌を歌うだろうか?
何を口ずさむのだろうか?
ちょっと心が痛くなった。
久しぶりに
年長さんがレッスンにいらしたので
幼稚園ではこの時期
どんな歌を歌っているのか
知り合いの幼稚園の先生にお聞きしてみた。
その中に
「雪の小ぼうず」という
聞いたことのない題名の歌があったので
ネットで何件かの幼稚園の映像を見てみた。
おんなじ歌なのに
伝わってくる歌の感じが
全く違うのだ!
お遊戯と一緒で楽しそうな子供たち
とにかく叫ばんばかりに歌っている子供たち
その中で
とっても美しい歌声の幼稚園があった。
力が抜けていて
音程が合っていた。
きっと
綺麗な声の先生が歌って教えてくれたのだろうなあ
幸せな子供たちだと思った。
ピアノランドの最初の曲
「どどどどどーなつ」
今日のレッスンで
初めて歌ったRちゃん。
帰る時に
玄関で
「どどどどどーなつ」を
突然歌い出し
最後まで一気に歌った
私とRちゃんのお母さんは
あっけにとられた。
歌いたくって
思わず口から飛び出したような
その歌の、
あまりの見事さに
私は
心から感動した。
歌とは
なんだろう。
みんな誰でも歌える。
声が出なくっても
心で歌える。
ピアノはどうだろう
歌わなかったら
ただの音の羅列?
音楽にはならない。
『歌うこと』
それは
簡単で、
とっても素敵なことで、
大事なこと。
そうなのだけれど
こねくり回したり
美しさを忘れてしまうと
歌は
逃げて行ってしまうことが
あるかもしれない。
音楽の原点
『歌うということ』
いつも心に置いて
向き合っていきたいものだと思う。
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