ピアノ教室ネットは、全国のピアノ教室を検索できるサービスです。ご紹介の先生は
カワイ音楽教育研究会
の先生方ですので安心♪
※無断転載を禁止します
MENU
わくわくおんがくのひろば
♪小さなお子さまから初心者の大人の方まで♪
グランドピアノ2台の広々としたレッスン室でわくわくする時間を過ごしてみませんか
ピアノ教室ネット
>
福島県
>
伊達市
>
わくわくおんがくのひろば
>
トピックス一覧
> 人の存在の重さ・・・友人の生きざま
上野学園大学ピアノ科卒業 福島県内小・中学校で教員として勤める。 その後ピアノ教室を開く。 教員時代は管弦楽や吹奏楽、合唱部の顧問を務め、こども音楽コンクールでは東北大会に出場。スイスの合唱...
続きを見る
プロフィール
一覧を見る
人の存在の重さ・・・友人の生きざま
2018.01.22
12月に大切な親友が亡くなりました。
一昨日は49日の法要でした。
この日を境に
天に昇っていくとのこと。
正直で
まっすぐで
強くて
とびきりやさしくて
美しくて
温かな人でした。
そんな友人の
生きたことを
伝えてみたい・・・
伝えなければ・・・
ここに少しだけ
書かせていただきます。
生前友人は
捨てられた犬や猫を数え切れないほど
育てていました。
大きな犬小屋を作ったり
具合が悪いと
一晩中そばに居たり。
花や木々も沢山育てていて
どれにも人と同じように声をかけ
子供のように可愛がり・・・
だから
庭の花は切ったりできないと
言っていました。
権力を盾にした者には
噛みつき、決して引き下がらない
強い人でした。
本物の教育者でした。
子供達を怒るときは
ひとつの事だけ、と
言っていました。
それは
〝命と心を大事にしなかった時と。
それを例外なく
実行していました。
あまり歌の上手な友人ではなかったけれど、
教室では
どの子どもよりも大きな声で
歌っていました。
友人の受け持ったクラスは
いつ行っても温かい空気がありました。
田舎では子供の教育をしたくないと言って
息子さんと共に引っ越してしまったお嫁さんを
〝私の娘です〟
とみんなに紹介していました。
母が入院した時
友人は既に
歩くのが大変になっていました。
でも
ご主人の押す車椅子で
母を病院まで訪ねてくれました。
友人の告別式
母の具合が悪くなり
参列できませんでした
その日は
朝から大雪
真っ白な雪がどんどん降ってきて・・
友人が
来なくて大丈夫。
私はここにいるよって
言ってくれてるかのようでした。
そして天に昇った49日の日は
コートもいらないぽかぽかの日。
みんな大丈夫。ありがとう、と
美しい笑顔で
さっと昇っていく友人が見えたようでした。
友人らしい
引き際の見事さを
感じました。
最後まで寄り添ったご主人が
こう話されました。
「ようやく
もう居ないのかなあと思うようになったけれど
心の中にはいつも彼女が居ます」と。
私も同じ気持ちです。
友人は
亡くなる数日前に
私の手を強く握って
〝私を忘れないでね〟
と言いました。
忘れられるはずなどありません。
沢山の人の心の中に
友人はずっと
生きていくでしょう。
友人がいなくなってから
夜、
星を見るのが日課になりました。
1番輝いているのが
きっと友人に違いない。
そして
今日のことを話してみます。
1人の人間が生きていたこと
それは
とても大きなことなのです
しばらくは
心の中で
毎日会話をしていくことでしょう。
ありがとう 合掌
Check
ツイート
≪
発表会・・・今年は〜14ひきのひっこし〜
春は必ずやって来る❣️
≫