2017.12.15
こんばんは♪
今日は真面目なお話を少し🎶
ピアノのレパートリーはバイエルから始まり、ブルグミュラー、ソナチネからソナタへと進んでいきます。
ソナチネ位から並行して勉強していく曲で、
バッハの「インベンションとシンフォニア」という楽譜があります。
実は、この楽譜、初めて弾くと、
えーっコレ嫌だ…。
という反応を示す人が少なくありません。…。
それもそのはず、バッハの音楽はソナチネの時代から約50年程前に遡った音楽なんです。
違う時代の曲なのです。
モーツァルトやベートーヴェンの音楽を聴き慣れていると、バッハのように音が並行して流れていく音楽は頭が混乱するんでしょうね。
まるで謎解きの様な楽曲ですから。
現在、私達の身の回りで流れている音楽J-POPが日々進化していくように、
バッハの時代も、日々音楽が進化していました。その進化によって生まれたのがソナチネで、それがさらにソナタへと発展していったのです。
ある生徒さんは嫌々ながら?始めたバッハでしたが、その謎解きのようなバッハの音楽に少しずつ魅了されていき、今では次から次にインベンションを弾きこなすようになりました♪
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パズルを合わせていくような感じで、曲を仕上げていく事が楽しくなってきたんでしょうね!
興味がなかった分野の音楽が好きになってくれるなんて、
嬉しい限りです‼︎