2025.08.20
お盆休みも終わり、レッスンが始まっています。
先日のレッスン中、一緒に弾く私の手を見て、小学生の生徒さんが「先生、いいなぁ…」と羨ましそうにポツリ。
何事かと聞いてみると、先生の薬指と小指がサクサク?動く😂
そして、それはどうやら手の甲に浮き出ている何か線のようなもの(生徒さん談)が関係しているようだ…私もそれが欲しい、だから羨ましいのだと。
「すごーい!
よく気がついたねぇ(本当はそこだけじゃなくて、体の中の色んなところが働いているのだけども、今はこれでGood!)しっかり観察をしてくれていたからわかったんだね!」と拍手。
幼くても、隣で弾く私を観察出来る
、簡単なようで難しいことです。
大人になると、理屈がわかっているから先回りしがちですが、「みる」「きく」を
先生や親御さんに言われてではなく、「自分」で意識し、どうやったら出来るんだろう?と考えられるお子さんは、例え少し時間がかかったとしても、しっかり成長していきます。
この仕事をしていて、ウン十年経ちますので
幼かった生徒さんの成人した姿をたくさん見てきましたが、やはりそれが出来る、またははじめは出来なかったけれど、意識して努力していたお子さんは、ピアノに限らず実を結んでいるように思います。
そして…
シミ・シワだらけの私の手を、羨ましいだなんて言ってくれて。
私は、あなたの可愛い手が羨ましいよ!
切実な話でした😂