2017.07.17
私が音楽教室に通い始めたのは5歳、ピアノではなくオルガンコースでした。
そのときの先生がとても綺麗で、しかも素敵な歌声で、5歳からずっと私の憧れの先生です。
その先生に教えてもらったのは1年ちょっとの短い間だったのですが、顔も声も名前も、未だに忘れられないほどしっかり覚えています。
先日ある発表会でその先生とお会いする機会があり、思い切って声をかけてみました。
今から38年も前の、1年ほどしか教えなかった幼稚園生のことなど覚えているはずがないので、憧れの先生だったことと、こうしてピアノの先生をやっていることだけお伝えできればと思いました。
「○○先生!」
と5歳のとき以来初めて、その先生の名をご本人に向けて発しました。
先生の生徒だった経緯を話すと、
「お名前は?」
と聞かれ、覚えてるはずがないからあまり言いたくないなと思いながら、小さく
「さとうまりです。」
と言うと
「まりちゃ~ん!覚えてるよ!いや~痩せちゃって!大人になったからだよね~(笑)」
と言われました(笑)
なんと覚えていてくれたんです!
アンパンマンのような頬をした当時の私と、今の私を比べてそんな言葉が出たんでしょうけど、かえってそれが本当に覚えてくれていたんだと思えて嬉しくて嬉しくて。
同時にすごいなと思いました。
自分だったら覚えていられただろうかと…。
59歳になられたその先生は相変わらずお綺麗で、現在もピアノ指導をされながら、ご自身では歌の活動もされています。
余談ですが、発表会後の記念撮影では、偶然その先生のお隣になり並んで撮ることができました。
まさに記念写真です!
ステキな再会に感謝!!