2012.09.20
本の紹介?のコーナーです♪(笑)
以前、息子のハマった本から、音楽に関するのを抜粋しましたが、娘が好きな本からも音楽シーンがあり、そこから感じたこと・・。
それは・・。
『臨機応変』
です♪
娘はティモシーとサラという、芭蕉みどりさんのシリーズがすきで、
『音楽会』
というのがあるのですが、
内容は登場人物(ねずみたちなんです♪)に、音楽好きの郵便屋さんがいて、作曲したものを町のみんなで演奏してコンクールにでるというお話♪
この郵便屋さん、素敵なメロディーがうかんだ瞬間、配達途中にある橋の上から落ちてけがをしてしまったほどの音楽好きなネズミさんです♪
町のみんなでコンクールに出場するのに、郵便屋さんは3部構成の曲を作曲したのですが、町のみんなは家にある楽器を持ち寄り、子どもから大人まで、町の広場で練習を重ねます。
ところが、郵便屋さんは3部構成の曲をつくったのですが、なかなかおもった感じに仕上がらないのです。
3部構成だからこその盛り上がりができあがりません。
期日も迫り、自分の作った曲の内容を演奏で伝えたい!
だけど・・。
そこで、みんなの意見を取り入れて、子ネズミ達に人気の2曲目だけを演奏することにしました。
そして・・。
特別賞をいただきます。
郵便屋さんが臨機応変に対応したことで、町のみんなとたのしく演奏できて、また賞もいただける結果となったわけです。
本当は3曲演奏しないと意味がない・・!
と思いつつも、
みんなとアンサンブルをする楽しさを優先にしよう・・!
というのは、大きな選択だったんじゃないかと私は思ったのです!
こういうことって、日常的にもありませんか?
この楽譜が良いと思ってお勧めしたけれど、
どうもこの生徒さんには違うタイプがよかったかも・・?とか。
私はいつもこういったことも考えながら、生徒さんと向かい合っています。
レッスンに疑問・質問がでましたら、遠慮なくおっしゃってくださいね♪
またこの他に、ティモシーとサラのシリーズでは、町のみんなで演劇をするときも、郵便屋さんは作曲していますよ♪
良かったら、一度本を手に取って読んでみてくださいね♪