2012.02.25
この仕事をしてきて、そして子育てしてきて思うこと。
それは
どちらにも経験が生かせるということ!!
男女のこども二人を育てて、教科書通りでない子育てを経験して(まだまだ未熟者ですが)、いろんなタイプの子に動じない・いらいらしない自分を知ったと思います。
子どもを産むまでは、1歳児の成長や特徴、といったことは知識として頭には入っていたし、リトミックなどで経験して『こども』というものは随分わかっていたと思っていたけれど・・。
あながち外れていなかったのですが・・。
わかっていなかったのは、子育てしているお母さんの気持ちと、教科書にはないこどものそれぞれ(というべきか)のタイプ。
人それぞれ・・ということは子どももそれぞれ!
赤ちゃんの成長もそれぞれで・・ということ。
子どもを産んでからはお母さんからの成長の悩みや、いやいやと叫ぶこどもと周りの目が気になる、などという辛い時もよくわかるようになりました。
お母さんからの悩みなどの相談も受けてたりします(笑)
リトミックにつれてこられるお母さんにも、一緒にたのしんでもらえるように、これからも頑張ります♪
そして本題。
レッスン中の我が子たち。
両親にみてもらっている状態です。
なので、じいじ・ばあばになるべく迷惑をかけないこと。(大きな声をださないなど)
集中力をさまたげないように、レッスン室にはなるべくはいらないこと。
だからか、生徒さんの行き帰りに玄関で挨拶をしていきます。
なので、生徒さんたちとも仲良しで、絵や迷路を書いてきてくれる生徒さんもいます♪
(人は幼いうちから赤ちゃんをだっこすると、将来赤ちゃんを産むのが当たり前に感じるらしいです。抵抗がなくなるというか・・。うちの子どもたちはしょっちゅう生徒さんたちにだっこしてもらっていました)
私の子育て。
それは、、
なるべく『早く~!』といわないこと。
小学生の長男は、レッスンが始まるまでに宿題をやってしまってほしい!
(というのがわたしの願い。)
そうすれば『早く』が減ります。
(私の都合じゃ・・。とおもう時もありますが)
レッスンが終わったらすぐに夕食の準備にかかるので、音読など、親が聞きました、と見ましたとかかなくちゃならないものもあるからです。
私はこれは子どもとのコミュニケーションの一つだと思っているので、大事にしたいけど、こどもは家につくと気が抜けるみたいになっちゃうのです。
(学校ではしゃきしゃきなので、使い分けできてて良いか~と私は思っています。)
そこで、こどもが音読するとか、用事がある時は、家事をしている『私に子どもが寄ってきて聴く』ということにしました。
今までは私が手を止めて近寄っていたけれど、
これだけで、こどもも自立(自分からしなければならない)ということのきっかけになったようです。
レッスンでも『早く』はいいません。
生徒さんは弾く楽譜を広げて待っているようになりました。
当たり前でなかなかできないことをひとつずつ・・ですね♪
レッスンも練習も子育てと同じだな~・・としみじみ気づいた一場面でした。