2014.10.07
こんばんは。
福岡市城南区ピアノ教室
chou*chou(シュシュ)piano教室です♪
今日はレッスンの前に、
ピアノ講師をしている友人と
数日前 封切りになった
『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』
を観に行きました。
三女のステファニーが撮りためた
アルゲリッチの素のままの姿に、
時折織り込まれる
演奏場面。。
これぞアルゲリッチ!!の
あまりの音の美しさに
聴き惚れながら
協奏曲の場面では
ブラボー!!と拍手をしたい衝動に
駆られました(笑)
本当にただ、ただ、
ため息です**
そして、
スクリーンいっぱいに映し出される
美しい黒髪と眼差し。。
見とれてしまいました**
ですが。
波瀾万丈の彼女の人生。
重いタッチの映画では
ありませんでしたが、
きらびやかな世界と隣り合わせの
芸術家の凄まじい感性、
苦悩が伝わってきて
何だか見ているうちに
胸がいっぱいで
息が詰まってしまいました。。
どこかに感じる違和感を抱えながら
自分と闘っているように
見えました。
スクリーンの中で
娘に投げかけられる質問に、
何度も口にしていた言葉。
『言葉には出来ない』
そう、音楽は感じるもの。
どんなに言葉を並べても
いや、言葉を並べるほどに
感じたものとは遠くなることも。。
真実はやはり、
彼女の音楽の中にこそ
あるのだと思います。
毎年行われる別府の音楽祭。
一度だけ訪れたことがありますが、
そこで聴けるアルゲリッチの演奏が
やっぱり聴きたくなりました!!
歴史に残るピアニストと
同じ『時』を生きて
生の音楽を聴ける。。
幸せなことですね**
来年は是非、
行きたいと思います!!