2014.05.10
こんばんは。
福岡市城南区ピアノ教室
chou*chou(シュシュ)piano教室です♪
昨日は福岡市博物館へ
藤城清治さんの影絵を観に
行ってきました。
何となく気になりながら
行ってなかったのですが、
やっぱり行こう!
と思い立ち。。
行けてよかった!!
想像の何倍もの美しさと魅力に
引き込まれました**
先月90歳のお誕生日を迎えられ
卒寿記念の展覧会だそうです。
その数200以上!!
どうなっているのかと
側で繁々と眺めても分からないほど
綿密に何枚もの紙が重ねられ
影や濃淡を出してあったり
カミソリで切り取られた
緻密な切り絵の裏には
色とりどりのカラーフィルターが
貼られていて
(数百色だそうです!)
ライトに照らし出された光と影の世界は
得も言われぬ美しさ**
ただただ感嘆の声。
くっきりとしたコントラストから
淡いグラデーションまで
さらに水や鏡を使った手法も
ゆらめきや 奥行きが広がって
とても美しかったです。
小人や猫が出てくる
かわいらしいメルヘンの世界も
(楽器のモチーフが
たくさん出てくるのも魅力的)
童話や聖書の世界も
風光明媚な風景画も
リアルにメッセージ性のある作品も。。
多岐に渡る作品の数々に
気持ちが追いつかなかったほどでした。
中でも一番響いたのは
美しい水芭蕉の風景画と
アフリカの飢えに苦しむ人々のために
世界のトップミュージシャンが歌った
『We Are The Word』を影絵で
表現した一連の作品**
どの作品も『愛』に溢れていて( ; ; )
祈り が込められているのを
感じました。。
また、震災後、
被災地に出向かわれて
一心不乱にデッサンされたという作品や
太宰府や山笠、中州の街など
肌で感じて作られた
『福岡』をテーマにした作品も
素晴らしかったです。。
きっと、これだけ胸に響くのは
藤城さんご本人が
感動し心を注ぎこんで
いらっしゃるから。。
どの作品に描かれている人物も
動物も、花や草木も。
すべてのものが息づき、
『愛』が込められているのを
感じます**
教室の生徒さん達にも
是非観せてあげたい!!!!
と思いましたが、
明日までなのが残念です**
大人気の人の多さと
作品の多さに、
昨日も観るのに
優に三時間を越したので
最終日の明日は
満員の人の多さだと思いますが、
一人でも多くの方に
観て頂けたらいいなぁ、、と
切に願います**
素晴らしい、
忘れられない時間と
なりました。