2013.09.29
こんにちは。
福岡市城南区のピアノ教室
chou*chou(シュシュ)piano教室です♪
昨日は、武雄市まで
演奏会『宝石箱コンサート』を聴きに
行ってきました^ ^
演目は
コレペティをなさるピアニスト、
呉恵珠(くれ けいじゅ)先生監修の
オペラ『蝶々夫人』です。
時は19世紀終わりごろ、日本。
夫、アメリカ海軍士官ピンカートンの帰りを、
3歳になる彼との子供と共に
ひたすら一途に待ち続ける蝶々さん。
しかし、ピンカートンにとって、
蝶々さんとの日々は
旅先でのひとときの甘い生活でしかありませんでした。
子供の存在も知らず、
アメリカで正式に結婚したピンカートンは、
アメリカ人の妻を連れて3年ぶりに日本へ寄港。
全てを悟った蝶々夫人。
子供を受け入れるという
ピンカートンに子供を託し
自らの命を絶つのでした**
という悲恋のお話。
迫真の演技と、素晴らしい歌声。。
数少ない出演者なのに
お一人お一人の存在感が際立ち、
厚みのあるドラマチックなステージでした**
中でも
蝶々夫人役のソプラノ歌手
小林厚子さんの
スコーンとストレートに響く素晴らしい歌声
たおやかで真っ直ぐな恋心と
事実を知り悲しみに打ちひしがれる
迫真の演技。
彼女に仕える女中『スズキ』役の
メゾ・ソプラノ歌手、森山京子さんの
艶やかで叙情的な歌声と
奥行きのあるお芝居。
みるみる引き込まれました。。
そしてこの作品を監修なさった
(ハイライトでした)呉圭珠先生の
ピアノの素晴らしさ**
多彩でダイナミクス豊かなピアノの音色は
正にオーケストラでした!!
時にドラマチックに激しく
と次の瞬間、ふとかわされる
美しいピアニシッシモに
胸がキュンとなります。。
情熱的、かつ洗練された音楽。。
ただただ、
ため息が出るばかり**
素晴らしい音楽を聴くことができて
幸せな夜でした(*^^*)