2013.07.26
ピアノを弾く姿勢って、
いい音を出すためにとても大切です。
でも注意をしても、なかなか治りにくい生徒さんもいます。
日ごろの身体の使い方のクセもあります。
立ちやすい所に足を置いてね、
背中をまっすぐね、
イスは深く座りすぎないで足が床に着けるように少し浅くね、
肩は下げてね、、
いろいろ言っても(一度には言いませんが)なかなか意識をしにくい。
手は見えるけど、自分が弾いてる時に身体全体は見れない。
わかりにくいのは当然と言えば当然かもしれません。
鏡で見ても、顔を横に向けると体制が変わってしまうし。
それで最近、iPhoneで弾いてる姿を、写真に撮って見せるようにしてみました^ ^
一緒に見ながら、
背中が丸くておじいちゃんみたい(笑)
イスに深く座ると、足が床につかないね。
ピアノとの距離が近すぎて、窮屈そうだね☆
色々感想を言いながら、自分でもおかしいと思うらしく、ケラケラ笑います(笑)
見た目の状態より、身体の中の状態に目を向けることが大切なこともありますが。
形から入ることも大切だと思います。
次から『写真撮ろうかな~』と言うだけで、
ピッと姿勢がよくなったりして(笑)
そして、動画もよく撮ります。
呼吸が止まってカチカチな演奏になってたり。
速くなったり遅くなったりしてることに気付けたり。
注意することを忘れていることもありますが、『やっているつもり』なことって結構多いですよね。
自分ではそのつもりだから、注意されたら『ちゃんと、やってるよ!』って言う子もいて。
私自身、録音した演奏を聴くと、自分が思ってるのと全然違う感じに聴こえることがあって、時々ビックリしたりします☆
ずっとピアノを弾いてる自分でもそうなのだから。
伝わるように、気付けるように、工夫して教えるのが私の責任だなと思います^ ^