2013.06.14
蒸し暑い日が続いていますね。
そのせいか今週は、こども達も少しお疲れ気味のご様子。。
受け入れつつ、ドヨンとした空気に呑まれないよう(笑)、フ~っと吹き飛ばしながら?レッスンしています^ ^
今日は教材についてのお話を。
chou*chou (シュシュ)piano教室では、お子様の導入期の教材は、ひとつのパターンに決めず色々なものを使っています。
理由はまず、お子様の年齢。
その時期だからこそできること、があると思うのでその辺りを考えつつ、小さいお子様には長い目で見た教材を、小学校2年生ぐらいから上のお子様には少し早く進める教材を。
中学生になると、部活や塾でほとんどの子が忙しくなり、練習時間がグンと減るので(今は中学校受験も増えたので、そうなるともっと早い時期に練習量は減ります)、練習ができる時期にどれだけ力をつけるか、がその後楽しくレッスンを続けられるかに影響してくると思います。
そういった意味で、進む進度や教材も少し考慮しています。
(まだできていないのに早く進めることは、決してしませんが^ ^)
そしてお子様の個性。
コツコツと楽しめる子。
リズム感が良くてノリのいい子。
たくさんこなせる子。
ゆっくりじっくり理解して弾く子。。
一人一人、良さもペースも違うので、
使う教材も、本の数も違ってきます ^ ^
レッスンをしていく中で分かってくることや変化していくこともあり、その時々で対応しています。
そして一番気を付けていることは、ご兄弟やお友達同士は違う教材を使うこと。
ご兄弟だと、下のお子さんが、お兄ちゃんやお姉ちゃんが先に弾いているのを聞いて耳で覚えてしまうから、というのもありますが、本の進度で競ってほしくないというのが一番の理由です。
特に、下のお子さんの方が器用さで言うと優れている場合。
同じ歳なのでいつもライバルになってしまう双子の生徒さん。
一緒に始めたお友達同士。
音楽は教材の進度だけでは評価できません。
ゆっくりのペースでも楽しんで味わって演奏していたら、それはとってもステキなこと。
生徒さんによって、その時々で伸ばしたいことや、力を入れたいことも違って、同じ曲に時間をかけて進むこともあれば、サラッと進むこともあるのです。
そこはお話してもやっぱり、目に見える形で自分を評価してガックリしてしまうと思うので、違う教材でレッスンをするようにしています^ ^
導入期の楽譜は多種多様、楽しくてステキな教材がたくさん!色々選んでいいのではないかと思います♪
どの教材も大きな目で見ると目指している方向は同じだと思うので、ピアノとの出会いとなる入り口は、一人一人がピアノを大好きになれるものであってほしい(*^_^*)
そう願いつつ、レッスンをする日々です♪