2013.06.08
大人の生徒さんに、ピアノ経験者の方がいらっしゃいます。
その方は仕事がお忙しく、なかなか練習ができないので、ほぼレッスンの時間にだけピアノを弾いてあります。
小学生の時に大好きで弾いてあった『エリーゼのために』をただいま練習中^ ^
実は楽譜を読まれないので、手まねでレッスンをさせて頂いてるのですが、完全に忘れてあったその曲、なんと何小節か、2、3回一緒に弾くとできてしまうのです!
もちろん、練習できないので、それを次のレッスンでも忘れず完璧にキープしておくことは難しいですが、その時間はスッと理解されます。
そして物凄い集中力でピアノに向かわれ、スルッと弾かれるのです!!
子供の時に先生が手を上に重ねて教えて下さったというお話に、正直初めは、なんでその方法でレッスンをされていたのだろう…と疑問に思っていたのですが、ご一緒させて頂くうちに、その先生の愛情を感じられるようになりました^ ^
きっと読譜は大キライだけど(ごめんなさい!知人なので許して下さるでしょう^ ^)、音楽する能力が秀でてあることを見抜かれ、ピアノが嫌いにならないように、たくさん配慮をされながらレッスンをしておられたのだと思うのです。
その生徒さんは、その曲が大好きで当時、沢山練習されたのだそう^ ^
(もしその先生と出会われていなければ、ピアノを辞めてしまっていたかも…)
そして時間を越えて今、その曲を演奏されている!
それって凄くステキなことだなぁと思います♪
ポロンとならされる一音一音が、すごくきれいで優しい音。
荒削りでも、それが隅々に現れていて。
お人柄は演奏に現れるなぁと思います。
ピアノってやっぱりいいですね**