2016.12.09
今、家にあるピアノは、私の両親に【お嫁入り道具】として、買ってもらった大事なピアノです。
そのピアノを、昨日調律してもらいました。
私には、7歳年上の姉が居るのですが、姉も同じ道を歩んでいたため、実家のピアノは、持って来れず、お嫁入り道具として買ってもらいました。
私にとって3代目のグランドピアノです。
次に、買ってもらうピアノは、《カワイ》と、決めていました。
学生時代、東京交響楽団専属の合唱団に入っていたのですが、練習する時オーケストラではなく、ピアニストさんが、伴奏をして下さっていました。そのピアノの音色が素晴らくって、私も、あのような音色を出したいと思い、どこのメイカーかな?と、見に行ったら、《カワイ》だったのです。
調律して頂いた後弾くと、自然と背中がシャキッとなります。音のピッチが正しくなり、ゆがみなども無くなり、フレッシュな響きになるからでしょうか。
そして、今日、調律師さんから、興味深い話を聞きました。
『ピアノには、1台1台番号がふってあり、それは、カワイで、○○台目に作られたという意味なんですよ。』
全く気付いていませんでした。
番号がふってあるなんて・・・まるで、お名前が付けられていて、買われる時は、お嫁に出すみたい。調律しに来てくださる時は、実家の親が、元気?と、様子を見に来てくれたみたいですね。
ずっと、見守ってくれているみたいですね。
カワイピアノさんの熱い気持ちが、伝わって来ました。
今まで以上に大事にして、もっと良い音色が出せる様に、精進しないといけないな~と、思いました。