2018.11.21
こんにちは。
だんだん寒くなり、日も短くなってきたので、
生徒さんたちが無事に帰れたかな?
と夏以上に心配になりますね。
さて、今日はグランドピアノの選定に行ってきました。
「選定」って何?って思われる方も多いかと思います。私も自分でピアノを買わなければ、知らなかったことです。
「選定」とは
候補の機種を定めてから、その中で良いものを選ぶ
ということです。
同じ時期、同じ工程、で作られたものでも、
新品の場合、楽器の「鳴り方」を聴くと
若干違うそうです。
今日は、いつもお世話になってるカワイ名古屋さんの営業さんと調律師さんと一緒に弾き・聴き比べをしてしました。
そしたら
・柔らかくて優しい音が鳴ってるピアノ
・華やかで煌びやかな音が鳴ってるピアノ
とわかりました。
ここからどちらのピアノにするかですが
「ピアノが育っていくこと」を考えて、
優しく柔らかい音がする子を選びました。
新品のピアノは鳴りがいまひとつのようで、お家に迎え入れてから持ち主と信頼出来る調律師さんとで育てていきます。
弾き方、接し方で音色は変わっていきます。
赤ちゃんを育てていくようなものです!
生徒達には、乱暴に扱わないようにしっかりと指導していきます。
ですが、みんなでピアノの「鳴り方」を作り上げていくという経験は、滅多にできることではないのでしょうか?
これから、信頼出来る調律師さんとともに、新しく迎え入れる子の「鳴り方」に輝きが増すよう大切に使っていきたいと思います。
私が4歳の頃から、共に歩んできたアップライトピアノは、我が家に引退して戻します。
たくさんの生徒達の表現に応えてくれて、ありがとうね。お疲れさま♪