2018.11.19
今日は心待ちにしていた
馬塲マサヨ先生のセミナーでした。
子どものころから何気なく弾いていたピアノ
姿勢についてはよく注意されました。
特に、「卵を持つように弾くのよ!」と毎回言われて、おままごに入ってる卵を持ってずっと弾いてました。
しかし、馬塲先生は
「手が未発達な子どもが、最初から丸い形をキープしてると大人になってから重度な指先変形症を患う可能性が高い(接骨院の先生のご意見)」ことを教えてくださいました。
また、ならい始めた頃から、指の使い方、腕の使い方、脱力の仕方はそんなに深く言われたことがありませんでした。
中学3年で受験生になり、
・たくさん勉強しないといけない
・合唱部の伴奏で練習の度に何回も弾かされる
・音楽会でも伴奏しないといけなくなり、湿布を貼りながら痛くても弾く
・両親がテニスが上手いからって、運動音痴で上達しないのにテニススクールに通っていた
そんな日々で腱鞘炎になりました。
治療してても全然よくならないどころか、日常生活で右手を庇ってる左手まで痛くなる。
物も持てない。
本当に辛くて
ピアノ弾いてなければこんな思いをしなかったのに
とまで、当時は思っていました。
だけど、やっぱりピアノが好きで辞められなかった。
バリバリ弾かなくなったら自然と腕の痛みは取れましたが、2015年~縁あって講師になるため勉強し始めた時、ピアノを弾いていても、やっぱり腕や指が痛くなる。
「何だかな~どうしたらいいのかな~」
って本気で悩んでました。
先生に相談しても
「脱力しないと」しか言ってもらえず、どうやって脱力するの?!って悩んでました。
そんな時に出会ったのが
2015年の馬塲マサヨ先生のセミナーでした。
悩んでる私にとって、本当にタイムリーな話で感激したのを今でも覚えています。
今日のセミナーは、馬塲マサヨ先生が出された
「目からウロコシリーズ」の第3弾(全5回)です。
全シリーズ受けてきましたが、今回も本当に素晴らしくて感激です。
骨のこと、筋肉のこと、靭帯、腱のことまで
「ピアノを弾く」とはどういう行動なのか
ピアノを弾いてる日本人のほとんどが、誤解した弾き方をしている
それは日本人と西洋人の暮らしの違いがあること
毎回知らなかったことばかりで、すごく勉強になります。
「緊張してる筋肉をどれだけ意識して緩めるか」
これは1年間ピラティスをやって、どれだけ難しいことなのか学びました。
自分が長年かけてつけた、
ピアノを弾く時の悪い癖はそんなに簡単に変えられないかもしれないけど、毎日努力すればいつか変わることができるって言ってもらえました。
生徒達に同じ痛みを味わってほしくない
簡単なことじゃないのはわかってます。
でも、自分のためにも生徒のためにも毎日頑張ろうと思います!
あと4回のセミナーも真面目に取り組みたいと思います。