2026.01.19
古代ギリシアの実際の音階や旋法は、カメラータは異なった理解をしていたようなので、カメラータはそれらを正確に再現できませんでした。そして、ギリシア音楽は詩の韻律に基づく非常に複合的で煩雑なリズム体系を持っていたようで、カメラータはそのリズム体系の認識が困難でありました。
楽器法の再現に関しては、リラやアウロスなどの実際の音色や奏法は不明瞭で、カメラータは当時の楽器で代用しました。そして、ギリシア音楽・悲劇では合唱の役割が重要でしたが、カメラータは独唱中心の音楽を理想としました。これらはカメラータがギリシア音楽の再現に困難、もしくは再現できなかったこととされています。
しかし、カメラータの理論が後のイタリア音楽に与えた影響は非常に大きく、音楽史を変えたと言われています。