2019.02.03
「弾きたいあなたのいつもそばに」
野田市・柏市・流山市・柏の葉から車で10分
プリマヴェーラピアノ教室の
木村由紀子です。
その驚くべき出来事は 、
前回書いた
ヤマハの生徒さんのエピソードを、
自宅の生徒さんのレッスンで
お話したときに起りました。
昨年の春に
入会された小2のAちゃん。
一人っ子なので欲がなく 何をするにも
ゆっくり。
次の日の
学校の準備に
1時間以上かかる始末。
学童に行っているので 帰宅後、
宿題をやって夕食をとり
お風呂に入るだけで
誠意杯。
そんなAちゃん
当然 、ピアノの宿題まで手が回らず
ほとほと困リ果てていた
お母様と
家での時間の使い方を ずっと
話し合っていました。
そして
レッスンにおいても
その性格ゆえ
なかなか課題がこなせず、
先に進むのに大苦戦。
でも
本人は
一向に気にせず、マイペース。
私の方がつい、イラついて
お説教じみたことを言って
後で反省する日々。
感受性豊かで、
難しい内容でも
あっという間に理解してしまう
とても頭の良いAちゃん。
どうすれば、
良い所を伸ばしつつ
「やる気スイッチ」が押せるのか
私は考えあぐねていました。
そんな中、
お別れした
ヤマハの生徒さんの話を
何気に、私がしたときのことです、、、
「先生!
私だって、
木村先生が私に
一生懸命教えてくれているの
分かっているから!!」
と怒ったように
声を荒げて言いました。
こんな小さい、
しかも
まだお付き合いして、
1年も経っていない
Aちゃんの口から出た言葉に
お母様と私は
あ然として、 顔を見合わせてしまいました。
次の瞬間 、私は
涙腺が緩むのをこらえながら
思わず彼女を抱きしめていました。
Aちゃんの方はというと
私が突然、余りに強く抱きしめたので
「先生痛いよ」と言って
何が起こったのか訳がわからず、 目をキョロキョロ。
このことがキッカケになり
一方通行だった
お互いの気持ちが通い合い
それからのレッスンが
スムーズに進むようになったのは
言うまでもありません。
レッスン室には
今まで
私が悩んでいたのが嘘のような
やる気満々のAちゃんの姿が、、、
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