『春から地方公務員の保育士になった彼が、なんと忙しい中、練習している?』
2018.08.05
「弾きたいあなたのいつもそばに」
野田市、柏市、流山市、柏の葉から車で10分の
プリマヴェーラピアノ教室の
木村由紀子です。
4月から某市の保育士になった元生徒のA君、
就職すると忙しいのでピアノを辞めた彼。
なんと
時間を作ってピアノを練習していると、
思いも寄らぬ嬉しいお話を
お母さんから伺いました。
朝、彼が出かける時よく会うのですが、
お互い忙しいので
話までする時間はありません。
彼の通っていた大学は
保育の勉強がとても充実していて
厳しかったわりに、
ピアノの実技の方はそれ程
重視されていませんでした。
それをいいことに
ピアノを軽視している彼の態度を苦々しく思い、
いつも私は苦言を呈していました。
それに対して彼は
「僕は地方公務員の保育士になるので、
殆どピアノを弾くことはないから大丈夫なんです」と言って、
馬耳東風として聞き流すばかり。
そんな風だった彼が、
「僕は大学に入ってからピアノを始めた人なので、
練習しないとすぐ指が動かなくなるから、
少しでも練習しないといけないんだ。
いつピアノを弾かされてもいいようにね」と言って
コツコツ練習しているそうなのです。
習っていたときは、
なかなかピアノに向かえなかった彼が、
私の話をきちんと心に留めていてくれたことが
とても嬉しくなりました。
生徒の為にと思って話したことも
「暖簾に腕押し」のように
感じることもありますが、
「時間が経てば分かってもらえ
るんだなあー」と思うと、
これからも諦めずに、
生徒さんに向き合 って行こうと思いました。
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