『秋の合唱祭に向けての伴奏練習が思うように、はかどっていない方へ その1』
2017.07.29
「弾きたいあなたのいつもそばに」
野田市・柏市・流山市・柏の葉から車で10分
プリマヴェーラピアノ教室の
木村由紀子です。
夏休みが始まり宿題や遊びに大忙しだと思います。
一方で、
秋の合唱祭に向けて額に汗して、
秋のオーディションや、すでに選ばれて
伴奏の練習を始められている方も
いらっしゃることと思います。
そんな折に、
数年前のとても印象に残ったエピソードについて
今日は、書きたいと思います。
小学生から中学生までずーっと、
学年は言うまでもなく、
学校の全体合唱の伴奏を任されていた
女子生徒さんがいらっしゃいました。
初めは
オーディションで伴奏者に選ばれたのですが
それ以降ご指名で
全体合唱の伴奏を中学卒業まで続けられました。
その生徒さんが、
それまで担当されていた方が
卒業されるため後任として、
中学の「校歌」を伴奏することになったときの話です。
「校歌」といえば
入学式、卒業式をはじめ、
年中ことあるごとに歌われる
「学校の顔」ともいえる大事な歌ですね。
そんな名誉なことに生徒さんが選ばれて
ピアノの先生としても誇らしく思えたのですが、
いざ、練習を始めてみると
思っていたよりもずっと大変だったのです。
というのも その曲というのは
一般的な右手メロディー、左手伴奏というパターンや
左手はベースで右手は和音で弾くタイプではなく
四声体(歌の部分のように4つの声部が横に動く)
で粛々と動いていくように作曲されていました。
クライマックス的な見せ場があるわけでもなく
一ことで言えば
盛り上がりに欠けていてとてもまとめにくい曲でした。
「誰が弾いても同じだよね!」みたいな感じで
ピアノの先生的にも
あまり腕の見せ所がない曲だったんです。
そんな中でも、
これから行事の度ごとに
彼女が演奏するのだから
皆さんに少しでも気持ち良く
歌っていただけるように
できる限りのことはやってみました。
そして
初めてのご披露の日に思わぬ展開が・・・?
長くなったので、続きは次回書きますね。
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