『ある番組が、ピアノ教師というものを見直すきっかけに・・・』
2017.06.17
「弾きたいあなたのいつもそばに」
野田市・柏市・流山市・柏の葉から車で10分
プリマヴェーラピアノ教室の
木村由紀子です。
NHKテレビ番組で
プロとして自分の仕事に誇りをもって生きている方が
毎回登場する
「プロフェッショナル」という番組があります。
私はいつも
自分を見つめ直すきっかけになるので見ています。
その回は
日本の重要文化財などの
修復をされる女性のお話でした。
彼女ははじめ
画家を目指していて
父の修復師の仕事を
”自分で新しいものを生み出すものではないので
大した仕事ではない”と思っていたそうです。
しかし、画家の道を挫折して
結婚をし子育てが一段落したときに
父親に弟子入りしてこの仕事を始めたそうです。
彼女が修復という仕事をするとき
心がけていることを話されていて
とても感銘を受けた「言葉」がありました。
それは・・・。
「目には目を。
その時代の作家が真剣に取り組んだ作品なんだから
尊敬を払ってこちらも真剣に向き合う」
そして、修復したものを彼らが見たとしたら
「違う違う、そんな風に表現したかったんじゃない」
と、言われないよう
「そうそう、それがやりたかったことだったんだよ」
と、言ってもらえるように
最善を尽くしたいとお話しされていました。
私たちピアノ教師も
”過去の作曲家の心を読んで
それを忠実に再現することを
生徒さんにお伝えするという点で共通しているなあ~”
と、思いました。
先生として、
普段から勉強を重ね
その時代、その時代の風を読み
作曲家の心を的確に読める力を磨いていなければ
と、つくづく思いました。
生徒さんのために日々精進しなくては!
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