『なぜ、私がこんなにも選曲にこだわるのか?その理由とは・・・』
2017.05.23
「弾きたいあなたのいつもそばに」
野田・柏・流山市・柏の葉から車で10分
プリマヴェーラピアノ教室の
木村由紀子です。
今でこそ「4期をまんべんなく弾きましょう」
と、言われる時代になりましたが、
私が「色々なジャンルの音楽」
特に現代曲を沢山触れさせてあげたいと思ってから
気がつけば、はや30年。
そう思うようになったのには、
私の音楽人生においての
大きなある「トラウマ」があったのです。
私は、音高から音大へと進みました。
音高に入り
ショパンの曲を数曲弾いた後
ドビュッシーの”水の反映”を初めて頂いて
今までに聞いたこともないような
水を表す情景描写の訳のわからない響きの連続に
茫然としてしまいました。
なぜなら
入学する前は
先生の方針で
古典派(モーツァルト、ベートーヴェンなど)までしか
弾かせてもらえなかったのです。
古典派のわかりやすい
メロディと伴奏(和声)の曲しか
弾いたことがなかった私は
近現代の曲であるドビュッシーの
「あいまいで雲をつかむような捉えどころのない感じ」が
どうしても
受け入れることができませんでした。
この経験から
「自分の生徒には
私と同じ辛い思いは
絶対にさせたくない!」
と、強く思うようになり
「知られざる名曲を発掘する」
なが~い旅が始まることになりました。
実は
近現代の曲を選曲するということは
抽象的で分かりにくい反面
標題が付いていたり
面白いリズムや音が使われていたりするので
イメージがわきやすく、楽しいので
練習も前向きになって
いいことずくめなんです!!
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