大人の生徒さんが参加されていました。
その内の50代ぐらいの女性の方で
もう10年ぐらい習われているらしかったです。
その方は、有名な名曲を弾かれました。
途中、少し弾き直しとか多少ありましたが
躍動感があり、とても好感の持てる
素敵な演奏をされました。
休憩時間になり、その方にお会いしたので
「先程は、素敵な演奏ありがとうございました。」
と、ついお声をかけてしまいました。
すると
「途中、間違えてしまって上手く弾けませんでした。」
と、とても残念そうにおっしゃいました。
謙遜ではなく、肩を落とされている様子だったので
本当にそう思われている感じでした。
普通は
「最初から終わりまで
間違えないで通して弾けたら”良い演奏”だ」
と思われがちですが
ご自分はそれで満足かもしれませんが
聴いている人も満足するかというと
そうでもないことが多いのです。
”良い演奏”とは、、、
例え途中つっかえたりしてやり直したとしても
自分も感動し
『聴いている人の心の奥まで届く様な演奏』なんですね。
これはプロではない方の場合ですが・・・
聴衆が水を打った様に微動だにせず
息を呑む様な演奏が出来る様になれたら
どんなにか素敵でしょうか!
自分も含めて、いつも私が心がけていることです。
この体験が出来る様に
”音色にこだわって”一緒に曲作りをしませんか?
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