2025.05.27
福山市のピアノ教室 イリーゼピアノ教室のブログです🍀ご訪問ありがとうございます🎹🎶
🎹【コンクールの記録】🎹
5年生の生徒さんが、
目標にしていた《全国大会》で奨励賞を受賞しました✨✨
ここまでの道のり、本当によく頑張りました👍
バッハの曲はシンプルな中にある美しさをどう表現するか。なのですが、
これが大人でも難しいのです🔥
バッハを美しく弾くための、大切なポイントは大きく【3つ】あります💡
①タッチ
②拍感
③ハーモニー
Tくんが習得したこの3つを一つずつ解説していきます🌹🎹
①まずはタッチ✨
バッハの時代は今のようなピアノではなく「チェンバロ」という楽器で演奏されていました。
ピアノとはそもそも音色が違うのです🤔
まずはYouTubeで実際のチェンバロの音色を確認して、
その音色に近づけるためのタッチを、一緒に丁寧に作り上げていきました😌
Tくん、最初は、大切な音色作りに欠かせない「脱力」に苦戦していましたが、コンクール間近になると、しっかり習得出来ました👏
②「拍感」
拍感とは、『音楽の中を、気持ちよく歩く力』のようなもの。
歩く時に1.2.1.2と進みますよね✨それが拍感です❣️
流れるように揺らして美しく弾く。という音楽はバッハの音楽ではありません😳
ロマンチックになりすぎるとショパンやシューベルトのようになってしまい…それはバッハの音楽からは遠ざかってしまうのです。。😵💫
どんな練習で身につけられるのか💡
拍を頭で感じながら、その中にフレーズを作ることを目標に、分解して練習をします☺️
全部を一緒にすると難しく、何かがおろそかになってしまうので、わかりやすくことが狙いです✨
まずはリズムをたたきながら、メロディを歌う🎤
今度は片手でお膝でリズムをたたきながら、片手は弾いていく🎹
これを繰り返すことで正しい拍を取りながらも美しいメロディを奏でることが出来るようになりました🌟
最後に【ハーモニー】です✨
バッハはなんといっても、音の重なりが美しい😍それを演奏で表現するためには、ただ「鳴らす」だけでは不十分なのです☹️
ではどうするか✨
音の表情をつかさどる、【短調・長調】に注目します🥰
ここのフレーズは何調なのかな?
ハ長調なら明るく生き生きとした感じ☀️
イ短調なら悲しみを持った感じ😔
このように、曲中のメロディは逐一表情を変えていきます♪
その変化を表現することで、音楽がより立体的になって美しさを増していきます✨✨
Tくんとも、『ここは何調に変化したかな?どんな風に弾いていきたい?』と
たくさんセッションしていきました😄
そうして曲らしさが出来上がっていき、
レッスンしたことを自宅練習できちんと復習して少しずつ音に気持ちをのせられるようになり、自信もついていった結果🌸🌸🌸
本番の舞台では、これまでの努力が音にあらわれた深みのある美しい演奏となりました👏🌈
コンクールへ参加する意義は「結果」だけではないと考えます😄
🎵目標を持って努力すること
🎵緊張と向き合いながら表現すること
🎵悔しさも喜びも、音楽を通して味わうこと
🎵新しいを「知る」楽しさを得られること
自分の中にある様々な感情を知れて、たくさん成長できる場だと感じます😌
Tくんは「バッハさんってすごいな〜」とよく話しています😁🌱
これからも、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら
「できた!」「楽しい!」を積み重ねていけるレッスンを大切にしていきます🥰