2017.04.29
昨日は新宿の角筈ホールで歌いました。
木下牧子作曲の「湖上」と「おんがく」です。
とても美しい曲です。この2曲は合唱でも歌われていてとても澄んだ声でのびのびとした演奏がyoutubeにもあります。ソロで歌う時はノンヴィブラートのみで処理してしまうと物足りなくなり表情の変化が乏しくなります。
曲の良さの中で歌詞が伝わり、詩の言わんとしていることを伴奏のハーモニーと織りあいながら音楽作りを考えました。
「湖上」はリズムにのって歌うバルカローレでもあり甘さも伝えたい曲です。
「おんがく」は4拍子のゆったりしたメロディーが魅力で声の表情が生かせる曲です。
ぎりぎりまで工夫して本番は集中が見えないように歌いたいと思いました。
聴いて下さった方に歌い手の工夫が見えないように自然に聴いて頂くようにステージに立つことが理想です。