2014.06.10
先日丸子あかね先生のセミナーに参加させていただきました(*^^*)私が今1番勉強したかった導入期の指導法で、たくさんの先生がいる中図々しくも生徒役になり直接ご指導してもらいました(^O^)
ここで私の話しを少しさせてもらうと…私は音楽とは無縁の家系で育ち、趣味程度にピアノを習っていました。そのため教室選びも特にせず「近所のピアノ教室に通わせよう」ということで、年配のとても優しい先生に習い始めました。その先生は本当に優しくて練習して来なくても全然怒りません。両親も練習には口を挟まず…。のほほ~んと自分のペースでやってきた為、ピアノを好きになったのかなーと今となっては思っています♪ただ、優しかったゆえに基礎の段階で手の形、音の出し方などはノータッチ。それで本格的にピアノの道へ目指したいという時に大変苦労しました!厳しい先生についた時にはお手上げ状態(^^;;でもなんとか身につけ今に至る所で…。もし導入期に手の形をしっかり習っていれば、指手首の使い方を身につけていれば、と強く思うので生徒さんたちにはしっかりと伝えていかなければならない部分だと感じています。
あかね先生編著の教材を早速6人の生徒さんにレッスン取り入れました♪
Rちゃんはまだ指が中々上手くコントロール出来ず鍵盤を叩いて音を出してしまいます。そこでその教材を使用し一声かけると!何か違う!それはそばで聴いていたお母さんも感じとりました。一声、たった一声でこんなに変わるんだ!私がビックリ(^^;;
Kちゃんは4分休符の取り方が苦手でいつも多く休んでしまいます。それは手を鍵盤から離しすぎて次への準備が遅れてしまう為。そこで鍵盤の蓋を使い「ステキな“うん”で休んでみて」と見本を見せたらあらステキ(^_^)!しっかり一拍休んで次に進めました。
Nちゃんは楽譜を目で追って弾くことが苦手で鍵盤ばかり見て弾いてしまいます。そこで手作り棒を用意し目を追いかけごっこさせました。はい、出来た〜☆!
ほんの少しのことなんですが、ほんの一声だけなんですがそれがあるとないでは全く違う、と実感させて頂いたセミナーでした。
私の上述の体験談をご参考に、導入期を充実させたレッスンを行っていきましょー(*^^*)