2021.12.01
先日、コンクール受賞者のコンサートが2年ぶりに行われました。
このコンサートはゲネプロ(通しリハーサル)が本番の2週間前にあり、そのゲネプロに向けて曲を仕上げるようにしなければなりません。9月のコンクールが終わってからあまり時間がなく毎年大変(^^;
小4のRちゃんは、ゲネプロの時暗譜が出来ず弾き直しが多くて上手く弾けず本当に凹んでいました。
お母さんから当時の様子を聞くと
「もうコンサートでない」
と自信を失っていたと言っていました。
本当にやめれたら楽ですよね。
お家での練習状況を聞くとお家の事情で練習出来ない時間があるみたいで、その置かれた状況でどうやったら納得いくまで練習できるかRちゃんは一生懸命考えたと思います。
その甲斐あって本番は素晴らしい演奏でした♩
そこが子どもの本当の力で、自分の置かれた状況を受け止め、どうすればいいか自分で考え(練習時間の配分や計画など)それを実行して成功体験にする。”頑張った“の一言!
このコンサートを通して挫折や失敗を身をもって経験したことで這い上がる力ややり抜く力がRちゃんの力になりました。
このような経験をした子は受験にも強いと思います。
『自分で計画を立てて目標の日まで実行する』
受験勉強と同じプロセスなのでピアノを習ってる強みはここにもありますね。