今月のソルフェージュでは、
五線譜ノートに音符を書く練習に
力を入れています。
生徒さんの年齢やピアノ歴に合わせて
内容を調整していますが、実は、
ピアノ歴が長いお子さんでも「楽譜を書く」ことに慣れていないと、
ト音記号って、どこから書くの?
拍子記号や調号って、どの場所にある?
棒の向きは、上?下?
聴こえてきたリズムを、どうやって音符にしたらいいの?
と、戸惑ってしまうことがあります。
楽譜を「読む」ことと「書く」ことって、
ちょっと違う力が必要なんですね。
今は、パソコンやスマホでも楽譜が作れる時代。
それでも、自分の手で音符を書いた経験は、
「楽譜の仕組みを深く理解する力」になります。
一つ一つの音やリズムが、頭の中だけでなく、
紙の上に形になっていく感覚。
それはちょっとした感動体験で、
きっと音楽がもっと身近になりますよ。
「うちの子、音符を書けるようになるのかな?」と不安な方も、
どうぞご安心ください。
初心者さんでも、ひとつずつ丁寧に取り組んでいます♪