2025.04.20
さいたま市岩槻のピアノ教室
音楽教室ポコ・ア・ポコです。
音楽には、たとえば、
四分音符、二分音符、シャープ、フラット・・・
さまざまな用語や記号が出てきます。
以前、トピックスで、
音符の名前は、日本語よりも英語のほうが
音価の仕組みがわかりやすい
と書いたことがあるのですが、
今日は、その理由を説明したいと思います。
もちろん、英語ではなく、
フランス語やイタリア語でも良いのですが、
日本の多くの子どもたちが親しんでいる外国語は英語。
そのため、英語で考えていきます。
全音符 ⇒ whole note
二分音符 ⇒ half note
四分音符 ⇒ quarter note
whole は 全体 のこと。
つまり、音価は、全音符の長さを基準として始まっているのです。
whole の半分(二分の一)がhalf。
全音符の音価の半分だよ という意味。
whole の四分の一がquarter。
全音符の音価の四分の一 という意味になります。
でも・・・
音楽で最初に習うのは、四分音符であることが多いですよね。
その結果、四分音符を音価の基準として数えるようになっていきます。
音符が本来持つ意味と、音価の数え方が逆になってしまう現象が起きるのですす。
これはまぁ、しょうがないことではありますが、
子どもたちが音符の名前を尋ねられたときに、
四分音符や二分音符はすぐに出てくるのに
全音符になると「なんだっけ~?」となる理由は
ここにあるのかなと思います😣
四分の一音符 とか 二分の一音符 と言ってあげると
最初に基準となっている音符が何音符なのかを
考えるきっかけになったりするのかしら😅
レッスンプログラムの詳細は新しいホームページでご紹介中♪