2025.04.18
さいたま市岩槻のピアノ教室
音楽教室ポコ・ア・ポコです。
手や指の仕組みはとても複雑なので
解明されていないこともまだまだ多いそう。
ピアノの弾き方=身体の使い方 には
〇〇メソッドとか〇〇式とか
いろいろとあるのですが、
参考になる一方で、とても属人的かなぁと。
スポーツの世界では「スポーツ医学」という分野が確立され、
膨大なデータを収集し、科学的に分析し、
アスリートの怪我を防ぐことや
より良いパフォーマンスが追求されています。
そして、一流のアスリートたちの中で蓄積されたそのノウハウは、
たとえば、ソフトバンクが提供しているAIスマートコーチのような例があり、
一般でスポーツを楽しむ人たちにも
かなり活用が進んでいるのではないでしょうか。
一方で、音楽はどうなのかなといいますと、
業界に携わる者として、とっても悲しいのですが、
正直なところ、一般的なピアノ教室が入手できる科学的ノウハウは
相当限られているように感じます。
属人化が進む原因はここにあるのかも。。。
ちなみに、「日本演奏芸術医学会」という団体があり、
レッスンをする上で参考になりそうな学びが得られそうなのですが、
入会資格が、
正会員が医師および歯科医師
学生会員が医学部および歯学部の学生
準会員が理学療法士および作業療法士
演奏に携わっているのに、資格すらひっかからない~(・∀・)
というわけで、関連書籍なんかをかき集めて、
どうやったら適切な演奏方法を伝えられるのか
必死で考えます。
だって、生徒さんには、正しい演奏方法を習得して、
効率的に上手になって欲しい!
指を動かすときに大切な関節は
MCP関節とCMC関節。
初心者さんにどちらも理解してもらうことは難しいので、
最初は、MCP関節で指を動かすことを
体得してもらうようにします。
そのときに役立つのが、百均のソフト積み木!
(なんだかレベルが違い過ぎて恥ずかしい!!)
小さいお子さんの手にちょうどフィットするので、
三角形の頂点にMCP関節がのるように手を置いて、
指を動かしてもらいます。
スポーツの世界や専門学会には遠く及びませんが
できることはすべてやってみる!という気持ちでしょうか(≧▽≦)
レッスンプログラムの詳細は新しいホームページでご紹介中♪