2024.09.27
音楽教室ポコ・ア・ポコのホームページでもご案内しているのですが、教室では大切にしていることが2つあります。
・音楽を通じて世界を広げること
・真面目だけどユーモアがあること
音楽(特にクラシック音楽はそうかもしれません)は、楽しむために少し知識が必要なのですよね。
だって、演奏時間が長い交響曲なんて、何の知識もなくおとなしく聴くというのは、ちょっとした罰ですか?と思えなくもないです(-_-;)
でも、たとえば、
・作曲家は思っていることをこんな音で表現した とか
・このとき作曲家はこういう状況に置かれていて、それが作品の中でこんなふうに表れている とか
・この楽器のここが聴きどころです!
なんてことを知っていたら、聴き方も変わってきますよね。
カワイ音楽研究会が発行している「Ensemble」の2024年9月号で、作曲家の吉松隆さんが述べられていた文章が印象的だったのですが、生徒さんが音楽で自由に遊ぶために、音楽教室ができることはたくさんあるなと改めて思いました。
知ると知らないとでは、世界の広さが何倍も違うのだ。
人は、学ぶことで
世界を知る。
そして世界は
遊びで満ちている。
「Ensemble」2024年9月号 吉松隆さんの「音楽についてのあれやこれや」より