2020.11.29
11月の日曜を3回使っての,「生徒ひとりと家族のみ」の発表会が,本日すべて終わりました。
参加した生徒は,それぞれ6~7曲を弾き,親子の連弾や,ご家族ご親戚同士のアンサンブルをご披露されたご家庭もありました。
生徒は曲順を自分で決め,プログラムやご招待状も手書きで作成,なんと自分で演奏会の進行役もつとめました。まさにリサイタル!
大変なことだったでしょうが,皆,私が想像していた以上に立派にこなしていたので,とても頼もしく感じました。
ゲスト出演のご家族,ご親戚も,少し緊張した風でありながらも,楽しそうに演奏されていました。
ご家族ごとそれぞれに,素敵な音楽のひとときを過ごされ,当ピアノ教室の生徒たちがその中心にいたことを,私は誇らしく,嬉しく思いました。
そして,生徒の弾くピアノが,ご家族から愛され,応援され,見守られ,成長を願われていることを感じ,指導にかかわる者として,気の引き締まる思いもいたしました。
コロナ禍で,人が集まれないことから発案した企画の発表会でしたが,「音楽を生活に活かす教育」を目指す当教室の原点を見ることができたように感じました。
音楽堂には改めて,素敵な場をありがとうと言いたい気持ちです。