2020.09.24
ピアノを始めて3,4年が経つと、壁にぶち当たります!!
今まで、順調でも何だか難しく感じる。
家での練習が面倒くさくなってきた。
お母さんに言われてからやるのはイヤだ。
子どもが思っていることを見逃さず、先生に相談して下さるご父兄の方は有り難いです。
全員が、私が推奨している「10年は続けよう」に賛同して下さるわけではありません。
それまでには、練習イヤだ、受験だ、塾だ、と様々な事情を掲げて訴えてきています。
その度に相談に応じ、話し合い、長く続けてこれている生徒さん、やはりピアノ以外の道を選んだ生徒さん。
様々ですが、いずれにせよピアノ教室に通った事が生かされるようなお教室でありたい!!と思っています。
何をやっても長続きしない…そんな人生にならないようにピアノを通じて、辛抱できる、そしてその先楽しめるには、10年は必要と考えています。
今回、辞めたい…との連絡を受け、今日のレッスン時間はお母様も含め、話し合いの時間になりました。
何がいやなのか、じっくり話を聞き、彼女にとって難しく家での練習が苦になっていること、先生となら理解しながら弾けること…などを聞いて、それなら一緒に頑張れそうだね、とお教室に通う事はイヤではないことに、気付かされました。
即、先生に相談して下さったお母様には感謝です。
だからこそ、個人個人に対してのきめ細かい配慮が必要なのだと、日頃から考えていたことが当てはまり、気持ちが引き締まりました。
来週からも来て下さることになり、様子をみながら末永く続けていけるよう、サポートしたいと思います。
普段の今までの彼女は理解力があり、キャッキャッ笑いながらレッスンしていました。
その裏で、真面目に練習しないとレッスンに行きづらい…そんな思いが彼女を苦しめていたのかもしれません。
私もその子その子に対しての言葉使い、配慮の仕方…勉強です。