2024.01.30
昨年は2月に小学校・中学校の卒業式の合唱伴奏のレッスンお2人、その後、文化祭・合唱祭等で伴奏される中高生3人、の計5名もの生徒さんの伴奏のレッスンがあり、それぞれ印象に残っています。(お1人だけはうちの生徒さんでなく、今はピアノのレッスンはやめてしまっていて通っていないけれど中学の卒業式合唱の伴奏者に選ばれたのでレッスンしていただけないかというご希望をこのカワイサイトでいただいてのレッスンでした。)卒業式の伴奏では、お母様より、「先生が(〇ちゃんを)選んでくださった理由は表現力がとても豊かで卒業式に向いている、ということだそうです。卒業式までたくさん練習したいと思います。」式後には、「卒業式のピアノ伴奏、気持ちを込めて丁寧にできました。「〇ちゃんのピアノで泣けてきちゃった、、、上手だったね!‼」と色んな方から声を掛けられました。色々アドバイスをくださり、ありがとうございました!!」とメールを頂き、私もとても嬉しくなりました。
生徒さんたちは「キミのもとへ」「友〜旅立ちの時〜」「ダンスホール」など色々な曲でどれも印象的でしたが、「Believe」のレッスンがとても記憶に残っています。この曲だけは私も以前小学校での演奏の機会がありました際、5,6年生の全員合唱の伴奏したことがありました。ところが、、今回楽譜を見ると、あら?どうもその伴奏とは違う。他の中学校の生徒さんに学校で使っている合唱曲集を持ってきてもらいましたが、やはりへ長調が変ロ長調の転調する編曲のもの。そうだったかしら、とさらにその同じ中学校の下級生の生徒さんにまた合唱曲集を持ってきてもらいました。すると、そこにやっと、私の記憶にある合唱曲・伴奏譜がありました。同じ中学校でも学年によって違う合唱曲集を持っていることがあるのですね。編曲版は合唱も伴奏も難しいので、元々のオリジナルの合唱曲の方でやれないのかしら、易しいしクラスメイトも自信を持って歌詞を歌えるので迫力もますのでは?と聞くと、既に授業でずっと編曲版を伴奏CDで長く練習してきているのでそれでないと、とのこと。下パートのハーモニーや転調がその版でなければ伴奏のハーモニーと合わなくなってしまうのですね。伴奏者が急遽代わり引き受けることになったようで、3日間連続レッスン。とても熱心なので私もできるだけのアドバイスを、と夜遅くまで一生懸命になりました。お母様から「諦めずに最後まで取り組めました!」と、そして感謝の言葉と本番での録画を送って頂いた時は私も本当に嬉しかったです。夢中になって何かに頑張って取り組んだこの思い出はきっと将来、自分への自信になると思いましたし、そんな頑張りの時間を一緒に集中して過ごせたことも嬉しかったです。上達もたくさんされたと思いました。
他に、コンクールでは、カワイコンクール入賞者コンサート出演、ブルグミュラーコンクールにて本選に進めるようになった生徒さん、がいらっしゃいました。