2023.01.16
昨年よかったかな、と思っていることに、生徒さんたちと一緒に色々なコンサートに足を運んだことがあります。ドイツの巨匠ゲルハルト・オピッツピアノリサイタル、国際的に活躍されている小菅優さんピアノリサイタル、世界的チェリスト堤剛さんと萩原麻未さんによるデュオリサイタル、それからとても興味深かった福間洸太朗さん・調律師さん・作家宮下奈都さの3人による国際ピアノコンクールを舞台にした小説「羊と鋼の森」コンサート、など4つ。一緒の生徒さんは1人だったり多くて5人だったりしましたが、一流の方々のステージ姿・演奏を、観た・聴いた感動は、何年・何十年と経った時に、この方の演奏或いはこの曲の演奏を聴いたんだという思いや、その後の関心に繋がってくるのではないかと思い。うちのお教室は幸いなことにホールに歩いて行けたりJR1駅(3分乗車)で行けたりと、便利な場所にあり、しかもチケット代金はこども・学生はどれも1,000円のみで鑑賞できました。勿論安いとはいえ費用はかかりますから、今回特別でたまたまです。その後、生徒さんがその時の曲目をコンクールで弾いていたり、また他のコンサートに足を運んだという話を聞くと嬉しく、コンサートに行ったことがさらにその興味を深くする一端になっていてくれたら嬉しいと思っています。
私はさらに、11月には東京でアンドラーシュ・シフなどのピアノリサイタルへ足を運びました。また同じ11月、浜松にて「音楽のおもちゃ箱」というテーマのコンサートに出させていただき、テーマに沿って、リャードフの「音楽の玉手箱」他、小品2曲を弾かせていただきました。自分も弾き続けるのは大変ですが楽しく、また生徒さんのレッスンの為にも勉強し続けていけたらと思っております。