2017.07.07
発表会を11/3に開催します。
当教室では、第1部でソロ曲、第2部で連弾曲を披露するので、どの生徒さんも出番が2回あります。
一人ひとりの能力や個性に合った曲を考える「選曲」は労力を使います。
今年も楽器店で新しい楽譜を検討し、何冊か購入しました。
新刊の楽譜は表紙がオシャレでカラフル!
20冊以上の楽譜から、あれこれ迷い、悩みながら・・・選曲中です。
いっぽう、弾きたい曲を自分で決めていた生徒さんは早々と練習を始めています。
「エリーゼのために」「バッハのメヌエット」「千本桜」など良くリクエストされます。
もっと他にステキな曲がたくさんあるのに、生徒さん達はなぜ「お決まりの定番曲」ばかり弾きたがるのだろう?と疑問に思っていましたが、やっと理由がわかりました。
ピアノを習っているお友達が弾く曲にあこがれたり、発表会で他の人が弾いた曲が印象に残り 「有名な曲」「人気のある曲」としてインプットされているようです。
私「何か弾きたい曲はある?」
Eちゃん(小2・レッスン歴1年3か月)「えぬ・・と」
私「?(戦隊もの??)」
Eちゃん「友だちが弾いてた、えぬと」
正解はバッハの「メヌエット」でした。
私は子供の頃「乙女の祈り」や「エリーゼのために」などを弾かせてもらった事がありません。
習っていた先生はアカデミックなタイプで「レッスンで取り上げる曲ではないでしょ?」という理由です(涙)
たぶん、同じような経験をされたピアノの先生はいらっしゃると思います。
発表会は小さなコンサート。ご来場のお客様にも楽しんでいただきたいので、
「誰でも知っている、お馴染みの曲」だけでなく、「初耳だけど素敵な曲」も織り交ぜて
プログラムを組みたいです。