2017.06.08
レガート=滑らかに
という音楽用語は頻繁にレッスンで言葉にします。
ところがどっこい。この滑らかに弾くというのがなかなか曲者で、著名な先生曰く「レガート奏法が一番難しい」らしいΣ(・ω・)
中学に進学して私の教室に移動して来たAちゃんのお姉さんTちゃんもレガート奏法に四苦八苦(ノД`)
両手で弾くと完全にmarcato(マルカート=1音ずつはっきり)
スラーが何処かへいってしまいました(´・ω・`)
今まであまり言われたことがなかったみたい…
よし!今日はレガートの感覚を解ってもらおう(`_´)/ オォー!
講師ラボで著名な先生が使っているという「排水口キャップ」←100円ショップで購入w
私も使ってレッスンしました。
2の指で静かに押し込んでから3の指を押し込んで2の指をスポンジの反発を利用して静かに戻す…続いて4の指を押し込んでから3の指を静かに戻す…を何回か繰り返します。
この時気をつけるのは、指を離すではなく「戻す」事。
力を入れたり抜いたりではなく、重心を移動する事で鍵盤移動をスムースにすることを意識して欲しいからです。
スポンジで何回か繰り返したあとピアノを弾くと…音の移動が滑らかになった上に音色まで変わっていて2人でびっくり(*’▽’*)わぁ♪
100円ショップ、侮れませんw