2016.10.24
最近のテキストは導入期から大譜表でト音記号とへ音記号が記載されることが多いです。
にもかかわらずへ音記号の譜読みでフリーズする生徒さんの多いこと…(^_^;
少し前の講師ラボのCD教材の補助として導入期譜読みについてのテーマがありまして…
「これは!」
と思いレッスンに導入しましたが生徒さんの反応薄!_| ̄|○
試行錯誤を重ね至ったのがスケッチブックに色鉛筆でラインをひくというもの。
下から
ド→赤、ミ→みどり、ソ→水色、シ→むらさき、レ→黄色、ファ→オレンジ、ラ→青
の順番に線を2回繰り返し線をひいていきます。
下の赤、みどり、上の青、赤の線は加線のド、ミ、ラ、ドにあたるので、水下の水色の線から上のオレンジの線までが大譜表の5線になります。
へ音記号の「へ」はファの音の事。
へ音記号は低い音の記号なので、紙上2本のオレンジの線のうち下にあるオレンジの線がへ音記号の書き始める場所φ(・ω・ )
へ音記号の右の二つの点も黄色のレの線とオレンジのファの線の間→ミの場所、ファの線と青のラの線の間→ソという風に、記号や線は音符と連動している事を意識してもらう事に努めました。
これは生徒さんに合っていたようで、以前よりスムースにへ音記号の譜読みが進みましたε-(´∀`*)ホッ
タイミングを見計らって、色鉛筆大譜表から通常大譜表に移行していきます。
へ音記号とト音記号は音階が繋がっていること、譜面の音は唯一無二であることが理解出来たら譜読みは楽しくなり、新しい曲との出会いも抵抗がなくなると思っています(p`・ω・´q)