2015.10.07
先週末、楽器店のホールをお借りして発表会のリハーサルを行いました。
当日より観客も少なくホールも本番より狭いのですが、大きなグランドピアノ(フルコンサートといいます)を弾けた事は、貴重だったと思います。
又、他のお友達の演奏を聴いて感じた事もあると思います。
あるお母様から、「表現力が足りないと感じる」と相談がありました。
そのお母様のお子様は音楽性がとてもある生徒さんです。
その日の演奏の原因としては、
・暗譜して間もなかったので、気が暗譜に向いてしまった。→本番まで3週間あるので大丈夫!
・久しぶりに人前で弾いた。→その為のリハーサルです!
きっと当日は、素敵な演奏になると思います。
緊張はして当たり前で、「緊張するくらい今自分は真剣なんだ」と思いましょう。
マラソンの瀬古選手もスタート前に足が震えなくなった(緊張しなくなった)から引退したそうです。
ただ、不安が大きいと過度に緊張してしまうので、「あれだけやったのだから大丈夫」と思えるようしっかり練習をするのが1番です。
気持ちを込めた演奏には、思い通りに動く指が必要です。
この時期だからこそ、ハノンやスケールをやると曲も上手く弾けるようになります。
部活動やお勉強で忙しい人こそ、ただ始めから終わりまで通して弾くのではなく、その日の目標を決めて効率良く練習しましょう(-_^)