2020.03.26
こんにちは、林田です!
この頃、ピアノを始めて40年近くの間に
弾き溜めてきた曲たちをあらためて
練習し直したりしています。
そこで思うのは、
一度でも人前で弾いたことのある曲と
そうでない曲の差。
好きな曲だけど、
自分の手の大きさや感性の違いから
試験やコンクールで評価される場だと
不利になるので選ばなかったり、
本番が事情で中止になってしまったり…
様々な事情で日の目を見れていない曲は、
決して手を抜いているわけではないけれど、
どこか仕上がりきれない、
いわゆる「譜読み」の段階までで
止まってしまっている印象です。
それが、しばらくぶりに弾いてみたら、
なおさらその違いを歴然と感じるのです。
先日のトピックスでも触れましたが、
今回のコロナ自粛の流れで、
私の生徒たちも、
一つ人前で弾く機会がなくなってしまい、
まだ先が見えないこともあり、
みんな、通常のテキストに戻って
練習をしています。
人前で弾くことは、
その子の成長を大きく促すものであり、
その曲を成熟させ、また思い出として
ずっと大切なものとならせる、
とても貴重な機会。
私のお教室では、
カワイグレード試験、
発表会、
アンサンブレミュール主催のコンサート、
コンクール参加や
私が指導法を学ばせていただいている
西川奈緒美先生の
アドバイスレッスン受講など、
様々な機会を提供し、
生徒さんに自由に
参加していただいています。
これからも、みんなで楽しく
ピアノに取り組める環境作りを
続けていけたらと思っています。
早いコロナ終息を願って!