2016.01.16
先日、年中の女の子が体験レッスンに来られました。
1年くらい前からグループレッスンでピアノを習っていたとのことで、そこで使っていた教本を使ってやりましたが、???と思うことがいくつかありました。
その本は私も昔使ったことがありますが、その子には合っていないように感じたのです。
年中の子に最初に使う本としては少し難しくて、あまり楽しそうではないように感じました。
そのせいか、1年近く習っていたにしては少ししか進んでいませんでした。
グループレッスンということもあって、なんとなく弾いて進んできたという感じかもしれません。
やはり、ピアノはグループでは1人1人に行き届かなくて、できないことがあってもそのまま進んでしまうことがあるので、私はピアノは個人レッスンが良いと思っています。
また、何事も最初が肝心なので、最初に難しいと感じてしまうと楽しいと感じられないと思います。
なので私は、最初に使う本は本人がきちんと理解できて「こんなの簡単♪」と思えるようなレベルの物から始めるようにしています。
また、本に何も書き込みがないのがとても不思議でした。
普通は弾けるようになった曲には○をつけますし、私は上手に弾けるようになるために気をつけるところや直すところなど、いろいろな書き込みをします。
けれど、その子の本にはまったく何も書き込みがなく、弾いた曲に○もついていないので、どれが弾いた曲なのかも聞かないとわかりませんでした。
体験レッスンでは初対面でしたので、少し緊張しているようでしたが、素直で可愛らしい子で、もっと弾けるようにしてあげたいと思いました。
そして体験レッスンで気に入ってくださり、さっそくレッスンを始めることになりました。
その子は私の教室にお友達がいて、発表会を見に来て、小さい子達も上手に弾いているのを見て驚かれたそうです。
嬉しいですね。
ピアノはお家での練習が大事なので、通えば弾けるようになるものではありませんが、もっとピアノが好きになってたくさん練習したら、きっと上手に弾けるようになると思います。
これから成長を見させていただくのも、次回の発表会でその子が弾く姿を見るのも、とても楽しみです♪