2015.12.04
今度のクリスマスコンサートでは、ピアノを始めたばかりで発表会には参加できなかった小さな子も弾きます。
年中のAくんもその1人です。
生徒さん達が弾く会は、発表会などの大きな舞台に立つための予行演習という目的も兼ねているので、必ず弾く前と後におじぎをします。
発表会の前には、レッスンの時にもリハーサルでも、おじぎをしてから弾いて、弾き終わったらまたおじぎをするという、一連の動作を必ずします。
Aくんは人前で弾くのは初めてですし、ちょっと恥ずかしがり屋なところがあるので、先日のレッスンでは初めておじぎの練習もしました。
するとやっぱり、お母さんと妹しかいないのに、とても恥ずかしそうにモゾモゾして、なかなかきちんとおじぎをすることができませんでした。
1人で人前に立つのも、おじぎをするのも初めてのことでしょうから仕方ありません。
まだクリスマスコンサートまでレッスンはあるので、毎回のレッスンでおじぎの練習もしていくつもりです。
今回は私との連弾なので私も一緒におじぎをしますし、何回もやっていくうちに一連の動作としてできるようになっていくと思います。
先日の発表会に初めて出た3歳の子も、レッスンやリハーサルなどで何回も弾く前後におじぎをする練習を重ねて、本番の舞台できちんとできました。
小さい子が1人で大きい舞台に出てきちんと振る舞う姿は、とても可愛いですし感動します。
私は、人前に立って何かをする、という機会はこれから先何度もあると思うので、それができるようになることはとても大切なことだと考えています。
そしてそれができるようになるためには、場数を踏むことが必要だと思います。
ピアノは、発表会やコンクールや弾く会に参加したり、学校の合唱の伴奏をしたり、人前で演奏する機会を多く経験できます。
その点でもピアノはとても良い習い事です。
今は人前でも堂々と弾いている大きい生徒さん達も、最初は恥ずかしそうにしていました。
今は恥ずかしがり屋のAくんも、人前で弾く経験をたくさん重ねて、堂々と人前に立てるようになっていってほしいと思っています。
数年後、Aくんの成長した姿を見るのが楽しみです。