アマービレピアノ教室

生徒さん達に発表会のお知らせを
お渡しした途端
私の頭の中は発表会のことでいっぱいになり
時間があると発表会の選曲をしています。


毎年発表会を行っていると
あっという間に選曲の時期が来て
もうこの時期か・・と
一年の過ぎる早さを感じます。


選曲は大きい生徒さんの曲から
決めていきます。


中高生あたりになると
難しい曲が弾けるようになったのに
忙しくて練習時間が取れない人が多いので
早めに練習を始めるようにしています。



毎年のことですが
選曲は生徒さん1人1人のことを
思い浮かべながら
何曲も弾いて考えます。


それぞれのレベルだけでなく
練習意欲と、どれくらい練習できるのか

手の大きさ（オクターブが届くか）や
その子の好み
（明るい曲が嫌いで短調が好きな子もいたり）

タッチが強い子には力強い曲を

滑らかに弾くのが上手な子には
柔らかく流れるような曲を

細かい音を弾くのが得意な子には
細かい音が連なる勢いがあるような曲を

速い曲が苦手な子にはゆったりした曲を

・・などなど


選曲のポイントはたくさんあって
1人の曲を決めるのに
何日もかかることもあります。


ソロや連弾の他に
中高生のコーナーの曲や
フィナーレの曲なども
考えないといけないし・・



この週末はほとんどピアノの前にいて
ピアノから離れていても
頭の中でずっと曲のことを考えています。



私は発表会の選曲にこだわるので
とても時間のかかる作業ですが
1人1人の成長を感じることができて
生徒さんが舞台で弾く姿を想像して
ワクワクする作業でもあります。



中には
「この曲が弾きたいけど、どうですか？」
と、ソロや連弾で弾きたい曲を
相談してくれる人もいたり。



発表会を生徒さんもご父兄も
楽しみにしていてくださるのが感じられて
とても嬉しく
だから
生徒さん達がステージで輝けるように
1人1人に合った曲を弾かせてあげたい！
と、選曲にこだわるのです。



まだしばらくは選曲の日々が続きますが
1人1人に時間をかけて考えたいと思います♪