アマービレピアノ教室

大学生のＡちゃんは
ショパンのエチュード10－4
を練習中です♪

とても難しいですが
激しくて魅力的な曲ですね。


昔、「のためカンタービレ」が流行った時に
ドラマの中で子供の「のだめちゃん」が
スパルタ先生のレッスンの場面で
狂ったように弾いていた曲です（笑）

（あんなに小さな子には
弾けないと思いますが・・）


Ａちゃんもこのドラマが好きだったので
その時にこの曲を知って
ずっと憧れていたのかもしれません。

細かい音を弾くのが得意な
Ａちゃんが好きそうな曲で
ずいぶん仕上がってきました。


先日のレッスンでは
試しにグンとテンポを上げてみましたが
それでもしっかり弾けて

集中して弾き終わったＡちゃんは
はぁ〜！
と声が出ていましたが楽しそうで

聴いている私も引き込まれるような
素敵な演奏でした。


そして私は
Ａちゃんの演奏を聴きながら

よくここまで成長したなぁ・・♡

と嬉しく思うのと同時に

もうすぐＡちゃんのピアノが聴けなくなる
淋しさがこみ上げてきて
胸がじーんとしてしまいました・・


春から社会人になるＡちゃん。

園児の頃からレッスンに通ってくれて
真面目にコツコツ練習してくる子でした。

中学、高校の頃は
思うように練習時間が取れない時もあり

高校受験、大学受験でお休みした
時期もありましたが

受験が終わると
またレッスンを再開してくれて

いろいろな曲をこなして成長してきました。


初めての発表会で弾いたのは
きらきらぼしでした♪

それがいつの間にか
英雄ポロネーズや
ラ・カンパネラ
ショパンのバラードなどを
聴かせてくれるようになって

発表会でＡちゃんの演奏を聴くのを
楽しみしていてくれる
生徒さんやご父兄もいて
嬉しかったです。


長い間、成長を見させてもらえて
本当によくここまで
レッスンを続けてくれたと
とても嬉しく、有難く思っています。

（社会人になっても、近況報告しがてら
時々弾きに来てくれたら嬉しいんだけど・・）


Ａちゃんとレッスンできるのも
あと少し。

とても寂しいですが
1回1回を大切に
Ａちゃんの弾くピアノの音を
しっかり心に残していきたいです♡