2015.08.05
今日はカワイ広島でバーナムの指導法についてのセミナーがあり、午前中に行ってきました♪
先月の終わりにカワイ広島店は移転してリニューアルオープンしたとのこと🎶
移転して初めて訪れたので、とてもきれいなショールーム、教室、ホールなどを見させてもらって、感動しました( *´艸`)
場所も本通りに面したところにガラス張りの建物で、素敵でした~♪
そんなリニューアルオープンしたカワイさんで行われる、初のセミナーだという今回の講座✨
バーナムは普段生徒さんにも使っている教材です。
1曲が短く、棒人間が書かれているので曲のイメージがしやすのもあり、楽しく使っています。
その指導法について、木幡律子先生に細かく教えていただきました。
印象に残ったこと
○たったの4小節の中で、いろいろな種類の奏法が学べる。最初の音から違う音へ向かっていった先の音(この音にはエネルギーが込められている)と、そのあとに弾く音(エネルギーがかかっていない)が同じ音の時は音色を変えて弾く、など…
○2音のスラーでも、曲によってどちらを重く弾くかが違う。
○スタッカートは「切る」という意味だけではなく、音色のニュアンスを表している場合もある。
○バーナムは音色に重きを置いた教本なので、機械的に指を動かして持久力を鍛えるハノンとは違う。
(バーナムとハノンは併用してもよいが、音色のためのバーナム、指作りのためのハノン、といういうように何を目的にこの教材を練習しているかわかる年齢になってからでも良い、とおっしゃっていました)
○指の根本からしっかり動かすことで良い音が出せるようになる。スピード感も必要。
幼い子供には手をパクパクと口のように動かして、根元からの動きを理解させるというお話はさっそくレッスンで使えそう!と思いました。
○2音のぶつかった音は、緊張感のある音だから、汚い音になってもよいから思いっきり、そういう音色にも慣れておく。
○幼いうちからいろいろな音色を聴いて、良い耳をつくっておくこと、柔らかい音やドスンとした音、軽い音、跳ね上がる音、着地する音、落ちる音、本当にたくさんの音色がバーナムのミニブック(一番初歩の本)の中にちりばめられているんだなと思いました。
他にもこの曲は将来のこの曲につながっているなど、わかりやすくお話してくださいました。
音色のこと…レッスンでそこまで深くやっていなかったかも…!!(;´∀`)
1曲の中で3種類の音色を出させる…バーナムは奥が深いなと感じました。
これから、バーナムの1曲1曲が題名に見合った音色になるように、生徒さんといろいろ試していこうと思います!!