2017.05.08
呉で行われるステップまであと1ヶ月を切りました。
だいたいの生徒さんが、曲が流れて弾けるようになり、今は表現をどうするか、という段階に入っています。
まだつっかえつっかえの人は頑張って〜(^^;;笑
そんな最近のレッスンでは、特に音色に重点を置いています。
ピアノの蓋も全開にして、ホールで弾くことを想像しながら、聴いてくれている人を感動させられる音楽を作るよう、何度も伝えています。
何かの勉強会で著名な先生から伺ったお話。
「大きな音が出せないことは、テクニックがないことと同じ。」
ホールに美しく響く良い音色を出せなければ、いくら間違えずに弾けていても、素敵な音楽とは言えません…(´ー`)
ピアノの「鳴らし方」が大事です。
自宅が電子ピアノの生徒さんによくありがちなのですが、鍵盤の上辺だけ弾いて、しっかり指先で打鍵できておらず、いざレッスンでグランドピアノを弾くと、か弱い音になってしまう…ということです。
電子ピアノはボリュームを上げれば、ある程度のタッチで大きな音が出ますからね…>_<
弱くて響きの少ない音が出てしまった時には、
「それじゃあホールで弾いた時、一番後ろに座っている人は聴こえないよ〜」
と、良くない音色と、良い音色を弾いて聴かせ、その違いに気付いてもらっています。
そして、蓋を全開にしたグランドピアノを指差して、
「この大きなお口からホール中に音が響き渡るように!」
大きなダイヤモンドの置物(もちろん偽物。でもキラキラとしています笑)を見せながら
「ダイヤモンドの(ように輝く)音を出して!」
と伝えて良い音をピアノから引き出してもらえるようにしています。
弾く時には指先の意識、重さのかけ方、脱力がとっても大切です!
人前で弾くからには、聴いている人に感動してもらえる演奏をしてほしいなと、私は思います(*^^*)
そして、聴いていただくことに感謝の気持ちを持つことも忘れずに!
これからも音色についてはしつこいほど言うと思いますが笑、よい音が出せるまで頑張りましょうね╰(*´︶`*)╯