2023.08.11
ピアノレッスンでどんな教材を使っているか気になりますよね。
竹成音楽教室では、生徒さんに合わせて教材を用意しています。
今までにヤマハ幼児科修了、ヤマハジュニアコース、カワイサウンドツリーコース、ローランドピアノコースなどの大手楽器店の音楽教室さんからの転入も受け入れています。
個人の先生だと、「ぴあのどりーむ」「バイエル」「ブルグミュラー」「ソナチネ」「バーナム」「ハノン」など様々なテキストを使われています。
転入してきたり、事務所に所属していた時に感じた共通して言えることですが、大体の先生は「先生が指導しやすい教則本かつ生徒の発達が平均的と過程した教則本」を使っていて、生徒に合わせた教則本ではないなと思っていました。
特に私自身も、電子オルガン専攻だったので、高校生の頃にピアノを併用した時に一般的なブルグミュラー・ツェルニー・ハノンをやっていて感じた違和感が、楽譜がパッと読めないことでした。
こんなにも読めないものかと愕然として、私がとった方法は楽譜に音を書き込んだり、コードを書き込んだことでした。
書き込みを嫌う先生も居ますし、書いたら覚えないという先生も居ます。……が、ここに書いて覚えて弾いておる私が居るので、書き込むことが悪ということはないなと思ったのです。
導入や初級の生徒さんには、サーベル社発刊の遠藤蓉子さんが作ったピアノテキストを年齢と発達に合わせて使っています。
色音符で覚えていき、譜読みが苦手な生徒さんにも真ん中のドから順番に覚えることが出来ます。
練習量や本人のピアノ弾きたい気持ちが強い子にはカワイ出版のサウンドツリーシリーズを使っています。
ただサウンドツリーだけではテクニックがつかないので、バーナムテクニックや、こどもハノンを併用します。
サウンドツリーには昔から使われているプレインベンションや、ピアノアルファベッドなどの曲も入っており、令和世代の子どもたちには若干難しいと感じるようです。
サウンドツリーだと大変かなという生徒さんには、全音出版のピアノアドベンチャーを使っています。
子どもたちに馴染みがあるタブレット端末を使って、1曲演奏を弾ききること、コード奏を覚えるなど、私が理想とする音楽テキストです。
残念なことにピアノアドベンチャーだけではグレードテストの受験が出来ないので、グレード取りたい子には別途教材を引っ張ります。
そしてオリジナル教材作りたいなーと思うようになり、最近構想を練っている所です。
譜読みのワークやテキストは一杯あって、いろいろ使ってみたのですが、どれもいまいちなんです……。
そこでこれ良さそうと思ったのが、発達支援のための「コグトレ」の本を見て、「これだ!」って思ったんですよね。
昔取った杵柄で同人誌作ってたことがあって、コピー本から始めて、自分の生徒さんで実証実験をして出来たら出版したいなぁと思ってます。
クラウドファンディング? が出来れば良いかな。
令和世代に合わせたテキストが出来ると良いなぁ。