2022.06.12
竹成音楽教室では数名の発達障害(グレーゾーン含む)の生徒さんが在籍しています。
今日はその子たちのレッスンを一部紹介。
健常児と同じく「テキストを見て弾く」「宿題を練習する」「ワークをする」「指示に従って活動する」というところに行くまで、個人差がありますが概ね半年~一年程かけて、レッスンやお家での練習がルーティンになるようにしています。
先日、発達障害コミュニケーションサポーターの資格も取得して、児童発達支援士の認定支援士の登録をしました。
問い合わせの段階で、発達障害があることを隠されたまま体験レッスンをすることもありますが、大体気づきますので、こちらから問いかけることも増えてきました。
出来ればお子様にどんな特徴があるか体験レッスンまでに知る事が出来ると、体験時の対応や準備が円滑に行えますので、恥ずかしがらずに教えて頂けると助かります。
障害児のレッスン内容は自己肯定感を上げる活動、指先を動かして脳の働きをよくする活動、困っている行動・癇癪を少なく家族みんなが生きやすくするコツ、言葉やコミュニケーションの発達を促す活動などをしています。
出来なかったことが「出来た」という喜びを通して、少しずつゆっくりではありますが、お子様の成長に繋がっており、レッスンを受けさせて良かったというお声も頂いています。
また健常児と同じような声掛け育児では伝わらない事も多く、保護者の声掛け方法・育児相談・お悩み傾聴もしています。
市町村で育児相談をしても、障害児に特化した相談を親身に聞いてくれる所はほとんどありません(我が家も育児相談利用しましたが、たらい回しにされ最終的に専門機関紹介されるだけでした)。
友達や親に相談しても健常児しか育てていない人にはわからない悩みが一杯あります!障害児あるあるを聴いてほしい、話したいという時間をレッスン通して共有しています。
ハイ、そこで、障害児あるある。
「車両用信号・歩行者用信号・踏切が大好きだけど、車や電車の種類や名前はどうでもいい、むしろ一列に並べるか車輪回すだけでいい。エレベーター・エスカレーターのアナウンスを何度も真似するしyoutubeでガン見する。逆走してブザー鳴るのとか最高」
大体うちに来ている子たちの90%以上は上記にはまっています(笑)脳みその構造が同じなのか誰か調べてください。えらい人。